みなさんは正しい アンケートの作り方についてご存じでしょうか?
アンケートを作りたいと思っても、イメージ通りに作れるのか不安がありますよね。
できれば、失敗を回避して、ササッと作りたいところです。
ではどうすれば正しくアンケートを作ることができるのでしょうか。
今回は 答えやすい 正しい アンケートの作り方 についてわかりやすくご紹介します。
目次
①アンケートの目的を設定する
正しい アンケートの作り方の1つ目が「アンケートの目的を設定する」ことです。
アンケートの目的を設定するとは、アンケートの「中心の柱」を設定するということです。
調査したいことがあるのに、漠然としたアンケートではその目的は果たせません。
まずは「何を」調査したいのかを具体的に設定しましょう。
そうすることで、アンケートの中心の柱が立ち、その後周りの骨組みを作ることができます。
アンケートの目的の設定は、アンケート作りの1丁目1番地です。
➁調査ターゲットの設定
正しい アンケートの作り方の2つ目が「調査ターゲットの設定」です。
調査ターゲットの設定とは、今回のアンケートは一体だれに対して行うのかということです。
アンケートの目的を設定された次は、調査ターゲットの設定になります。
調査ターゲットを設定しないと、調査ターゲットは無限に広くなります。
そうなると、調査目的とは全く関係のない人にまで、アンケートをしてしまうことになります。
結果、不要な意見を集めてしまうことになります。
アンケートの目的に対して、対象になるゾーンを決め、取りこぼしのないように的確に設定しましょう。
➂調査期間の設定
正しい アンケートの作り方の3つ目が「調査期間の設定」です。
調査期間の設定とは、アンケートを実施する期間を決め、アンケートの精度を高めることです。
仮にアンケートの実施期間を決めずにだらだら行うと、調査ターゲットの意識に変化が見られ、調査結果が流動的になります。
そうなるとアンケートの精度が下がり、アンケートとしての価値も下がります。
実施する期間を決め、アンケートの目的がより浮かび上がるようにしましょう。
④設問の設計
正しい アンケートの作り方の4つ目が「設問の設計」です。
設問の設計とは、アンケート作成者が、設問を設計をすることをいいます。
調査したい内容を、浮かび上がらせることができるように設計します。
設問の設計は、アンケート作成の重要なパートです。
アンケート作成者が調査したい内容を、アンケートで得られるかどうかが決まる大事な部分になります。
こちらでは設問の設計に必要な6つのポイントについて詳しくご紹介します。
❶回答者が意味が理解できる質問にする
1つ目が「回答者が意味が理解できる質問にする」ことです。
質問の意味が理解しにくいと、回答率が下がります。最悪離脱することもあり得ます。
一般的に使われないような単語、難解な文、専門的なワードなどが混じっていると、回答しにくくなります。極力使わないようにしましょう。
❷質問数を極力少なくする
2つ目が「質問数を極力少なくする」ことです。
質問数が多すぎると、回答者は嫌気がさしてきます。
作成者側からすると、1度にいろんなことを調査したいと思うかもしれません。
ところが回答者側からすると、中々終わらず、途中離脱してしまうこともあります。
極力、アンケートの回答者が我慢できる時間で答えられるくらいに質問数を絞り込み、少なくしましょう。
そうすることで、回答率が上がります。
❸アンケートの目的から外れない質問をする
3つ目が「アンケートの目的から外れない質問をする」ことです。
作成者側は基本的にあれもこれも調査したいと思っています。
ところが場合によっては、アンケートの目的から外れた質問を作ってしまうことがあります。
どんなに良い質問でも、これでは本来の目的から外れるので、注意しましょう。
❹1質問1テーマにする
4つ目が「1質問1テーマにする」ことです。
1質問1テーマにするとは、1つの質問の中に、同時に2つのテーマを入れてはNGだということです。
例えば、
「日本は好きですか?嫌いな国はどこですか?」
などです。
このように全く意図が異なる2つのテーマを同時に質問すると、回答者が混乱します。
「日本は好きですか?」
などのように1質問1テーマにして、回答しやすい設計にしましょう。
❺単純な質問から、高度な質問へ
5つ目が「単純な質問から、高度な質問へ」です。
単純な質問から、高度な質問へとは、アンケートの最初に高度な質問をされると、拒否され、離脱されることがあります。
極力、質問は単純な質問から始まって、最後に向かうほど高度な質問にしましょう。そうすることで、すんなり回答してもらうことができます。
❻集計がラクになる回答方式を選択する
6つ目が「集計がラクになる回答方式を選択する」ことです。
集計がラクになる回答方式を選択するとは「〇✖式」など、後々の集計がラクになるようにするということです。
例えば、文章で回答してもらうと、確かにいろんな意見が聞けて有益です。
ところが千人単位、万人単位になると、いくら有益な回答が確保できても、集計が困難になります。
また、文章になると人の目での確認になりリソースが割かれます。
できるだけ「〇✖式」などのように、後々の集計がラクになるようにしましょう。
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今の時代、アンケートは用紙に記入してもらうよりもスマホやパソコンを使ったほうが効率が断然良いです。
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