googleフォームのスクリプトで自動返信メールを送る方法!

googleフォームのスクリプトで自動返信メールを送る方法をご存じでしょうか?

googleフォームでは、スクリプトを使って、自動で返信メールを送ることができます。

では、どんな方法なのでしょうか?

今回は googleフォームのスクリプトで自動返信メールを送る方法 についてわかりやすくご紹介します。

スクリプトとは?

スクリプトとは、プログラムの1つです。

プログラマーが書いたプログラムを、コンパイル(変換)なしで、実行することができるソースコードのことです。

通常、プログラマーが書いたプログラムは、そのままのソースコードではパソコンは動きません。

パソコンを動かすためには、プログラマーが書いたプログラムを、コンピューターが理解できる、機械語(マシン語)へコンパイル(翻訳)する必要があります。

機械語(マシン語)へのコンパイル(翻訳)が以下の通りです。

❶ソースコード 例)for (var i = 0; i < itemResponses.length; i++)

❷コンパイル(変換)

❸マシン語例)0101001000011001010100

マシン語は0と1のみの2進法で作られます。

Google Apps Script (GAS)とは?

Google Apps Script(GAS)とは、Googleが開発・提供している簡易的なプログラミング言語です。

JavaScriptというプログラミング言語をベースに開発されました。

Google Apps Script(GAS)は、Google Apps・Googleツールの機能を拡張することができます。

例えば、以下のことができます。

・メールの自動送信・返信

・Google フォーム・Gmailとの連携

googleフォームにスクリプトを使った自動返信メール機能の設定の方法

こちらではgoogleフォームに、スクリプトを使った自動返信メール機能の設定の方法

ついてご紹介します。

①googleフォームの準備

❶googleフォームのサイトにアクセスします。

❷「パーソナル・ビジネス」のうち「パーソナル」をクリックします。

❸googleフォームのホーム画面に入ります。

❹新しいフォームの空白のボックスの「+」のボタンをクリックします。

❺新しいフォームがでます。

❻「無題のフォーム」と「無題の質問」が出たら作業ができます。

「設定」から「メールアドレスを収集する」にチェックを入れます。

➁スクリプトコードの作成

こちらではスクリプトコードの作成の仕方についてご説明します。

❶「無題のフォーム」と「無題の質問」が出ているページの右上にある「・」が3つの場所をクリックしてください。

❷プルダウンメニューバーがでて、下から3つ目にある「スクリプトエディタ」をクリックします。

❸「Apps Script 無題のプロジェクト」のページが出ます。

❹スクリプトエディタに次のコードを入力します。

function myFunction(e) {

  // ワーク変数

  var message = ”;

  var mail = ”;

  var name = ”;

  //回答のオブジェクトを取得

  var itemResponses = e.response.getItemResponses();

  //回答内容を取得

  for (var i = 0; i < itemResponses.length; i++) {

    var itemResponse = itemResponses[i];

    var question = itemResponse.getItem().getTitle();

    var answer = itemResponse.getResponse();

    // 質問が「ニックネーム」の場合

    if (question == ‘お名前’){

      name = answer;

    }

    // 質問が「メールアドレス」の場合

    if (question == ‘メールアドレス’){

      mail = answer; 

    }

    message += question + ‘:’ + answer + ‘\n’;

  }

  // メッセージを作成

  var title = ‘ありがとうございます。’;

  var content = name + ‘さん\n’

  + ‘ご回答ありがとうございます。\n’

  + ‘下記の通り受け付けました。\n\n’

  + message;

  GmailApp.sendEmail(mail, title, content);

}

❺「プロジェクトを保存」のマークをクリックします。

以上でスクリプトコードの作成は完了です。

➂トリガーの設定

トリガーの設定とは、Google Apps Script (GAS)を実行するタイミングのことです。

Googleフォームと連携させることから、フォーム送信時に起動するように設定します。

❶左側にある縦型メニューバーの「めざまし時計」のマークをクリックします。

❷「トリガー」の画面が開いたら「+トリガーを追加」のボタンをクリックします。

❸「無題のプロジェクト のトリガーを追加」のダイアログが出ます。

❹実行する関数の選択を「myFunction」を選択します。

❺イベントのソースの選択を「フォームから」を選択します。

❻イベントの種類の選択を「フォーム送信時」を選択します。

❼入力後「保存」のボタンを押します。

以上でトリガーの設定が完了です。

④テストメールの送信

「無題のフォーム」に本文を入力後、実際にテストメールを送ってみてください。

問題がなければ使用可能です。

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